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猫尾製作所

あまりアテにしないでね

二十歳にもなれば人生半ば

ネタ 雑記

さて、今年もはや年末でございます。
毎年のことながらも「時間の過ぎるのは、なんとまぁ早いものだな」と感じる次第であります。

「一年あっという間だった」とは特に年末年始において、巷でもよく言及される台詞のようです。また、年長者になればなるほど、その台詞を漏らすことが多くなるそうです。実際、「人間年を重ねるに連れ、一年の長さはよりあっという間に感じるようになる」とはよく云われます。このことは次のような説明をつけることですこしはおわかりになるかもしれません。

10歳の子どもにとっての「1年間」は「これまでの全人生の長さ」の10分の1ですが、20歳の青年にとってのそれは20分の1、80歳のお年寄りにとってはなんと80分の1となるわけです。
当然ながらではあれども、これをより一般的にいうと、どの年齢においても1年間の長さは「これまでの全人生の長さ」の「年齢分の1」となります。これまで積み重ねてきた人生の歳月に対して1年間の占める比率は徐々に小さくなっていくわけです。ですから「1年間の体感長さ」も年齢を追うにつれ短くなっていくことの説明は付きはします。

詳しくは端折りますが、以上のような考え方を「数学」という道具を用いて「加工」することにより、「年齢が倍になる」のに要する時間は、感覚的には人生のどこにおいても同じくらいに感じるであろう、という結論に至ります。

具体的な数字で説明しますと、5歳→10歳→20歳→40歳→80歳 と年齢は倍々になりますが、なんと「5歳から10歳になるまでの時間」の5年間と「40歳から80歳になるまでの時間」の40年間は、年数自体は5年と40年で大きく違うのに、人間の感覚的にはなんと「同じくらい」に感じるというわけです。

さて、人間の物心は概ね5歳でつくといわれます。そして、現代日本人の平均寿命は80歳余りと統計的にいわれます。
5歳のときに物心がつくことで始まる人生は、10歳にもなれば4分の1が終わり、ようやく大人の仲間入りができる20歳のときには半ば。働き盛りはむしろこれからのはずの40歳ではもう4分の3が終わっていて、80歳で「幕を閉じる」ということで。

二十歳で人生も半ばとは「なんとまぁ」という感がありますが。「光陰矢の如し」「少年老い易く学成り難し」とも云われます。若さは永遠ではありません。むしろ年齢を重ねてからのほうが「より有意義な時間の使い方」がキーポイントとなるでしょう。